この何気ない一日のキセキ

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アラフィフ主婦が『今を楽しく、気楽に生きる』ために今から人生を再始動させていくブログ

24時間防災訓練をやってみた#1 トイレ

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便座を開ける男性の手

こんにちは。Reiです。
温かい日が続いたかと思えば、またまた寒い日に逆戻り。
体調崩されていませんか?

さて、今日は先日一人で防災訓練を行ったことを書こうと思います。
自分への忘備録として書き残しておきたいことがあるので、数回(予定では5回)に分けて書こうと思います。

一回目の今日は、『トイレやゴミ』についてです。
防災について書かれた記事などを読みますと、「空腹は我慢ができてもトイレだけは我慢ができない」などと書かれていたりします。

と、その前に今回防災訓練に至った経緯や目的を説明しておきますね

今回の訓練の動機と目的

動機

「いつか、一度はやっておかなくては」という気持ちでいました。
先日、夫が東北へ出張する前日の2021年2月13日土曜日の23時過ぎ。
そんな時に『福島・宮城で震度6強地震』というニュースが飛び込んできました。

その頃テレビのニュースでも、東日本大震災から10年という見出しのものが増えていました。
きっと被災地のみなさんは10年前が蘇り、心穏やかではいられなかっただろうと思います。

 夫が出張中は私は一人で過ごします。

一人でいる時に災害が起こった時、備蓄品を運び出したり、運よく運び出せたとして使いこなしたりできるだろうか?という思いがよぎりました。
それで、意を決してひとり防災訓練を実行することにしました。

目的

最初、目的は以下のように設定しました。

*持っている防災グッズは使えるものか

*防災グッズが使いこなせるか

*防災に活用できるキャンプグッズはどれか

備蓄品が役に立つか

*備蓄品の量は適切

終わっみて、数値として十分検証できたかは不明なものもありますが、こういう視点で取り組みました。

目標と方法

私は被災経験がなく実際の避難所生活を知りません。
いくら設定を考えようとしても、水害か地震か、その程度は?と設定が定まらず、いつまでも実行ができない気がしました。
それで、目標(縛り)は「24時間電気・ガス・水道を使わずに生活する」という事だけにしました。
但し、実際の災害ではないので汚物を普通ゴミに出せるかわからなかったので、(衛生上の観点から)トイレは使用し、水も普段通りに流すことにしました。

水は、2ℓのペットボトル6本備蓄していますが、事前に6ℓをウォーターサーバーに入れておきました。

災害時のトイレについて考えてみる

今回は電気こそ付けませんでしたが、トイレそのものは普通に使用しました。
摂取した水分は意識的に普段より少なくしましたが(倒れては元も子もないので)、ある程度自由に摂取しました。1.5ℓを食事と飲用併せて摂取したことになります。
それで、トイレを使った回数は7回でした。
我慢すれば回数を減らせたとは思います。

備蓄品の量を最低限の行動に合わせると余裕がなくなるので、できるだけ普通に近い回数を調べた方がいいのではないか?と思いました。

備蓄しているトイレセットについて

以下は、備蓄しているトイレセットです。

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備蓄しているトイレセット

非常用のトイレセットとその中身です。
トイレセットは15回分です。
今回7回もトイレにいきましたから、ふたりだと一日分しかないですね(;'∀')
箱には「一人で三日分」と書かれていますから、個人差はあると思いますが、 平均5回くらいトイレにいくという事ですね。
そうなると、ふたりだと一日半か…もう少し買い足しておいてもよさそうに思います。

袋自体は大きいので、匂いが我慢できれば数回分排せつ物が溜まったところで交換する…という工夫もできそうです。ただ衛生面から考えると不適切かもしれません。

実際にトイレにセットしてみた写真です。

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BOS非常時トイレセットを実装した写真

トイレ本体にブルーのビニール袋をかけてから、黒色のビニール袋をかけます。
凝固剤を入れてから用を足します。
空気を抜きながら黒い袋だけをはずして口をしばります。
その後、白いビニール袋に入れて口をしばります。
この白い袋に”驚異の消臭力”があるそうです。

このクリロン化成株式会社の消臭袋BOSって、有名なのですね。
私は知らずにアマゾンの口コミを見て購入しましたが、赤ちゃんのいらっしゃる方には、赤ちゃんのオムツを入れるのに有名なようです。子供のいるお友達も知っていました。

大人用のオムツに対応したものもあるようです。介護中の方にも良いかもしれません。

公式ホームページでは、災害関連情報(活用方法)のコラムもありますので、気になる方はそちらをご覧ください。

トイレセットをわざわざ買わなくても、この消臭袋を備えるだけでも良さそうです。中の黒い袋は家にあるビニール袋でもよいでしょう。凝固剤は生理用品やぼろ布、新聞紙などで代用できそうです。
ですから、この消臭袋だけを購入するのも良い方法だと感じました。

なぜなら、ゴミ袋としても活用できるからです。
ゴミも放置していたら悪臭や衛生上の問題、虫も寄ってきてしまうだろうな、と思いました。今回は24時間という期限付きですが、長期間になったり、夏場だと困った問題になりそうです。

~2021年2月26日 追記~
私は黒いビニール袋のかけ方を間違っているようです。
クリロン化成株式会社様の公式サイトを見ましたら、便座の坐るところ全体を黒い袋で覆うようです。
公式サイトでは以下のように袋をかけています。

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クリロン化成の公式サイトより 正しい袋のかけ方

確かにこのように掛けたら、便座も汚れませんし衛生的に次の方が使えますね。
ご使用の際は、私のように間違われませんように。

併せて、投稿初日に記載しました会社名が間違っておりました。
誤:クロリン化成株式会社→正:クリロン化成株式会社です。
訂正させていただきます。申し訳ありません。

そもそもトイレ本体が使えない時はどうする?

 トイレ本体を「坐る」「汚物を受ける受け皿」と考えた時、それ自体が使えない時もあると思います。例えば地震で壊れたり自宅の損壊状況によって使えなかったり。
そんな時はどうすればよいか?と考えてみました。

私は洗面器や浅めの段ボールでも代用できそうかな?と思いました。
ちょっとやってみました。

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洗面器をトイレの代用品にする写真

和式トイレのようにしゃがんで使えば、何とか使えそうです。小さなお子さんは自力では無理そうなので、親が支えてあげると良いかもしれません。

昔読んだ記事で、阪神淡路大震災の時にトイレが使えず、”体育館の中の一角にダンボールで仕切れらたトイレを作った”、”グラウンドに穴を掘ってトイレとした”というものがありました。
そういう場合は、本当にトイレをすることにハードルを感じたことでしょう。

「自分はそこで用を足せるか?」…とても自信がありません(;・∀・)

本当に被災者になったら、そんなこと言ってる場合じゃないんじゃない?

そうだよね(>_<)

最悪の事態(外で用を足さないといけない)の時、少しでも羞恥心を和らげる方法を考えてみます。

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フェリシモの防災セットに入っていたポンチョ

こういったポンチョを羽織って用を足すというのはどうだろうか?

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トイレに見立てた踏み台にポンチョを羽織って坐る

左の白い踏み台をトイレとします。ポンチョを羽織ったまま坐ると、肌の露出は抑えることができます。

 それでもまだハードルが高いですね。
最近はポップアップテントが安価でコンパクトなものもありますので、ひとつお家にあると囲いができてもう少しハードルが下がりそうですね。我が家も今後検討したいと思います。

トイレはできれば落ちついてしたいもの

トイレットペーパー

 トイレットペーパーは、非常持ち出し袋に一人づつ一巻き分を入れています。
芯を取り除いて潰してジプロックに入れています。

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持ち出し袋のトイレットペーパー

トイレをする環境にもよると思いますが、このままだとずっと手に持っていなければいけないので、不便だなと思います。
芯の中心に紐を通して首から掛けられるようにしておくと便利だなと感じました。

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トイレットペーパーを首から掛ける

これだと両手が空きますし、どこかに置くより清潔が保てます。

まとめ

 防災訓練の中で、災害時のトイレについて考えてみました。

トイレは外観が問題なく使えそうでも、建物の中の配管がどのようなダメージを受けているかが分からないので確認ができるまで使用できない、という事があるようです。

マンションなどの集合住宅では、トイレを使って下階の部屋へ汚物が漏れたという話も聞いたことがあります。
また、停電になると増圧直結方式のマンションの場合は、水を送ることができず停電が復旧するまで水が流せません。ご自身のマンションがどのようなシステムで水が供給されているかを確認することも大事ですね。
すぐには使えないことも想定して、何らかの対策をとっておくと良いかもしれません。

消臭袋は実際には使用していないので効果のほどは分かりませんが、口コミでは効果はあるようです。一度防臭袋のみのタイプを購入して、夏場の生ごみの臭いなどを確認してみたいなと思います。

防災への備えって考えれば考えるほど難しい

あると便利な物や災害時の生活で役立つものがいっぱいです。
どういう基準で何を揃えるのかを考えないとな、と感じています。

このあとは、食事に関すること・睡眠や寝具に関すること・照明に関すること・寒さ対策などについて考えていく予定です。
記事が書けましたら順次アップしていきますので、お読みいただけると嬉しいです。

また、後日防災訓練の様子を動画にしたいと思いますので、そちらも併せてご覧いただけると、めっちゃ喜びます。チャンネル登録をお願いします♪

*動画ソフトをアップデートしたら、パソコンのスペックが追い付かないようで全然動かなくなって( ;∀;)今編集していますが、もう少しかかりそうです。

長文、最後までお読みくださりありがとうございます。

それではまた次回。

浜辺の散歩ですてきに出会う

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海を背景に設営されたフォトブース

こんにちは。"ふたり暮らし"のReiです。

夫です。今出張に出ています。出張の前に行った散歩、楽しかったよね。みなさんに紹介したい。

という事で、早速いってみましょう!

 

今回は散歩がてらに浜辺を歩いてみようという事になり、出かけました。
この場所は、16年前に結婚のあいさつで初めて夫の実家に行った時に、準備ができるまで時間をつぶしてきてと言われ、行くところがなく訪れたのが初めてでした。

その時は雑然とした感じを受けました。海遊びを楽しむ少し怖めのお兄さんもいたような…そんな記憶があります。

昨年久々に訪れたところ、駐車場は整備され砂浜の砂も綺麗になり、クラブハウスなる建物もできていました。

家族連れでも訪れやすい環境になっていると思います。

すてきに出会う

浜辺を歩いていたら、何かを作っている人がいました。
遠目に見ていると、何か芸術家の人が作品を創っているよに見えました。

近づいてみると、女性の方が脚立を使って流木などを組んで何かを作っている最中でした。

内気な我々は声が掛けられず、遠巻きに観察。
離れたところでコーヒーを飲みながら、夫と声をかけるかを相談(;'∀')

思い切って声かけてみました

レンタルフォトブースを作成されている方でした。ご自分で作られたマクラメのタペストリーを流木を組んだものに飾ったり、ドライフラワーやアンティーク雑貨を飾ったり。言葉ではその良さが伝わらないと思いますので、お写真を。

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作成中のフォトブース

私の写真の腕がないので、この良さが伝わりにくい(;・∀・)

制作者様のインスタもご覧ください。
アカウント名:s.c.t_mph_sea

https://instagram.com/s.c.t_mph_sea?igshid=13ahy9kbtpp6b

本当に素敵でした。しかも作業中にもかかわらず、快く撮影させてくださいました。

あぁ、私が若かりし頃にこんなものがあったなら…

なんて思ちゃうほどです。
この日は曇ったり晴れたりの繰り返しでしたが、きっと良い写真が撮れたことでしょう。ウェディングやマタニティフォト、ファミリーフォトなどで活用される方が多いそうです。もしご興味ある方やお近くの方はご利用されてみてはいかがでしょうか?

海もいいけど、山の中でもすてきそうだね

うんうん、私もそう思ってた。
もうウェディングもマタニティもあり得ないから、山の中でこういうブースを作って、写真を撮ってそれを遺影にするとか?(笑)そんなことを考えました。

l心が暖かくなった

何よりも、突然声をかけた私達を快く受け入れてくださったこと、こんな田舎で(と私は思っているけれど)自分のやりたいこと・好きなことをお仕事にして続けていらしゃること、そしてそれを知らなかった自分、何だか心がジンと熱くなりました。
家に帰ってからも、本当に嬉しい気持ちで過ごしました。

またこの海を訪れた時に、偶然お会いしてみたいなと思っています。

長井の浜

 以前は雑然とした感じのあった海水浴場でしたが、今は整備されとてもきれいになっています。クラブハウスでは予約制でマリンスポーツ(バナナボートなど)が楽しめるそうです。また、トイレやシャワー室も完備されている。

駐車場も約80台完備。
夏は賑わいそうですね。

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長井浜の整備された建物と駐車場

まとめ

探してみると、自分の住んでいるすぐ近くにもたくさん魅力的なものがいっぱいありそうだな、と思いました。自分が知らないだけ、気がつかずに通り過ぎるものもたくさんあるのかもしれないな、と思います。
今はお家時間が長くなっていますが、運動に外に出かけたついでに、自宅の周りをよく観察してみると楽しいかもしれません。

不審者に間違われない程度に探索しよう

最後に、この日撮った海の画像です。

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浜辺と海

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
それではまた次回。

調味料入れを替える

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並んだ調味料の瓶

こんにちは。”ふたり暮らし”のReiです。今日の朝は寒かったぁ

立春を過ぎましたが、まだ2月。気温で体感できる春はもう少し先ですね。

先日は少し体調を崩してしまいました。
寒さと温かさの繰り返しが身体に堪え、ここ数年はこの時期に体調を崩しやすいです。

年齢が上がると共に、こういう事って増えていくのでしょうか。
私は家にこもっていることも多く体をあまり動かさない事、これまで意外と薬を服用してきたことなど、同世代の人に比べて体力のなさ、老化の速さを実感しています。

5~6年前に「手根管症候群」という手の病気を発症しました。
高齢者(自分の母)と同じような手の動きです。時々日常生活の中でも不自由を感じる事があります。

どんなことに不自由を感じるか

手根管症候群になって最初はとにかく痛みで眠れない日々でした。
薬なども使いましたが、副作用が強く続けられませんでした。
今は病院には通っていません。痛みはありますが、発症当初よりずいぶんと楽になっています。

手根管症候群になって、編み物や洋裁などの趣味は最小限にしています。たまに楽しむ程度です。辞めたものは、羊毛フェルトづくり。

これは趣味のことなので(断腸の思いですが)趣味を替えれば解決できます。簡単なボタン付けなど針仕事も難しいです。(できるにはできるけれど痛みと手のツッパリがあります)

日常的には、タオルや布巾を絞る、瓶のふたの開閉、握る・つまむ作業を伴うものに不自由さを感じます。

調味料入れがまさにそれ!

我が家の調味料入れ、塩と砂糖を入れているものは瓶で、回して開ける蓋がついていました。年々、それを取る時、開ける時、閉める時、全ての動作に痛みを伴っていました。

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調味料入れにしていた瓶

大きい方が砂糖、小さい方に塩を入れてました。
右の写真のように、瓶を持つ時に手を開くと痛みが出たり、力が入らず蓋を開けることができずにいました。

でも、なかなか希望の大きさと形の入れ物が見つかりませんでした。

ようやく入れ替え

本当は陶器製の塩壷に、塩も砂糖も入れるのが希望でした。
ですが、我が家のキッチンではスペースの問題から、吊り下げ棚に調味料を仕舞うしかなく、頭上の高さから蓋が乗せているだけの陶器製のものを出し入れするのは、手の状態からも危険だと判断しました。
ですから、希望の条件は
*コンパクト
*軽い
*取りやすい
でした。いっそ、塩壷が使えないのならば、
*すりきりがついている
*中身が見える
を条件に加えたい。
できれば、
*塩と砂糖の入れ物の大きさが違うものがいい
と思っていました。

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新しい調味料入れ

使用後の写真しかないのですが、新しい調味料入れです。
山崎実業株式会社さんの『tower』シリーズのものです。大・小のサイズがあったのも気に入ったポイントです。
調味料の瓶を開けるのは毎日のことなので、なるべく早く交換したかったので、思うようなものが見つかって良かったです。

蓋にパッキンなどがないので、蓋がきっちり閉まる感がないので瓶の頃より湿気が入りそうな感じはしますが、今の所そこまで不便は感じていません。

この商品の最も良いところ(気に入ったところ)は、全てのパーツが分解できるという事です。

蓋とすりきりは本体に一体化されているように見えますが、取り外すことができます。

中のものが無くなった時点で、詰め替える前に一度すべて分解して洗ってしまえば、清潔を保つことができます。

全部分解できるって、嬉しい機能

また、取手がある事で手を開いてとらなくても良くなり、手への負担が軽減されました。

まとめ

本当は塩壷が希望でしたが代わりのものが見つかり、毎日の動作がちょっと快適になりました。”欲しいもの、希望の商品”が必ずしも、自分に合っているとは限らないのだと改めて実感する事柄でもありました。

「陶器製の壷を入れ物にしたい」という希望は、今の自分の手の状態やキッチンの状態から自分には合っていないことが分かりました。

そして、使い勝手が良くなると負担だったことが軽くなります。
特にキッチンでの作業は毎日三食のことですから、負担ができるだけ少ないことがいいのだなと実感しました。

老いが進むとどんどんそのようなことが増えていくのかな?と思ったりしています。その時々で、最善の選択をしていきたいなと思います。

 

今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。

また次回お会いしましょう!

自分と家族の「もしも」に備える

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医療者との面談風景のイメージ

こんにちは。”ふたり暮らし”のReiです。

今日は、「もしも」の時について考えます。
「もしも」って言うと、災害とか病気とかいろいろな場合が想定できますね。

今回はそのような場合において役立ちそうなものです。

みなさんは【メディカルID】とか【救急医療情報キット】という言葉はお聞きになったことはありますか?また、そのようなものを準備されていますか?

私なり、そのようなものを作ってみましたので、ご紹介させてください。

作ってみようと思ったキッカケ

自分の事も忘れる

以前から作っておきたいと思っていました。だんだんと忘れていく一方で、病院で書かされる問診票にいつも頭を悩ませていました。

「あの病気をしたのは何歳だった?25歳か26歳だったか?」と忘れてしまうものです。

親の事、把握してる?

 自分の親については詳細はあやふやなところもありますが、何となく把握できていると言えそうです。
では、夫の親は?夫は把握できてる?

えっ、できてない(;・∀・)


この先、親も病気になる可能性が高くなります。
突然倒れたりしたときに、医療者に対して親の体の事を説明できる自信がありません。義母に関して言えば、嫁の立場だとちょっと聞きづらいです。
センシティブな内容ですし、言いたくないこともあるやもしれません。
ですから、本人が元気な時に書いておいていただくのが、一番良いと思いました。

病歴シートを作ってみる

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自作の病歴シート

私は、義母に直接書いてもらいたいので、どんな風に書いたらいいかを上の図のように記入例と共に渡す予定にしています。自分の母にも書いてもらうつもりです。

私は病歴シートと言っていますが、一般的には『救急医療情報キット』と呼ぶようです。様々な自治体で独自のキットがあったりするようです。
私の住む地域の市と消防局のホームページを確認しましたが、我が町では準備されていないようでした(私の認知不足なだけかもしれません)。

これを自宅の冷蔵庫に貼ったり、冷蔵庫の中にしまっておいて、救急車を呼ぶような出来事に至った時に、救急隊が活用し初期治療の段階からスムーズに治療が進むことを目的とされています。

しかし問題点もあるようです。

救急医療情報キットの問題点

私がネットで調べたところによると、活用に至るにはハードルが高いようです。

一つ目。医療の専門家ではない素人が記入するものですから、その記入内容への信頼性の低さです。輸血などする場合は血液型を書いていても必ず再度血液型を調べると思います。
また、薬の名前をシートに書いていたとしても、書き間違っていたり記入漏れがあるかもしれません。診断名にしても、正確に書かれているとは限らない、などが考えられます。
そう言った意味で、信頼性に欠けると思われます。

二つ目は、人目に付くところに置いておくと自宅を訪問した人の目に触れる事から、プライバシーの保護の観点から問題があります。
友人ならまだよいですが、訪問販者や業者に見られることで、悪用されたりする可能性があるとのことです。
メディカルIDについても、誰でもアクセスできることから携帯を落とした時などに連絡先などを入手される危険性について問題視されています。
たとえ友人であっても、本人からすればセンシティブでプライベートな内容ですから、見られたくないという思いもあるかもしれません。
自治体によって、冷蔵庫の中で保管するように勧めるところもあります。

三つ目として、本人の同意が得られるか、という事があります。救急時に活用するのですから、本人の同意が必ず得られるとは限りません。本人の同意が得られなければ、第三者である救急隊員や医療者が見ることができないというハードルがあるようです。

キットそのものに、閲覧を許可する署名押印する用紙をつけているサイトもありました。それでもやはり活用に至らないケースもあるとのことでした。

たくさんのハードルがあるのですが、人命を救うという観点からの個人情報の取扱いについて、もっと議論されると良いなと思います。
自治体ごとというよりは、国の主導で個人がこういう情報を管理しやすく「もしも」の時に必要な人に共有できるシステムの構築が早く完成される事を願います。

使用の想定

救急時の活用は限定的だと思いました。ですがキーパーソンである人が情報を知っておくこと、複数人が共通の情報を共有できることはメリットだと思います。
もし、本人の意識がなく救急搬送されるような場合、最低でもキーパーソンの連絡先が分かることが望ましいと思います。

そうすれば治療の同意も得られますし、このシートも活用できると思います。現病歴がわかれば初期治療がスムーズに受けられ、救命の一助にもなり得ます。

私個人としては親が救急で入院した場合に、医療者側から既往歴や現病歴について聞かれたときこれを渡すことで、基本的な質問の時間を短縮できると考えています。

また、専門的なことはかかりつけの病院に直接コンタクトをとってもらう事もできると思います。家族がかかりつけに問い合わせる場合でも、担当医や診察券番号などあればスムーズに話が進むと思います。

そういった場面での活用を想定しています。

親世代の問題だけでなく、私達はふたり暮らしですし、どちらが不在の時に病気になった場合は活用できると思います。

ですから、お薬手帳などと共に出かける際に携帯することが望ましいのではないか?と考えています。

 私は薬の書き間違いを想定して、あえてシートには薬の名前を書き写さないつもりです。お薬手帳を同じ場所に保管すれば、薬の名前を知らせることができます。

まとめ

今回、シートを作るに当たって調べる中で、自分の医療情報を他者へ共有することの問題点を知ることができました。
「もしも」は誰にもやってくる可能性があります。健康であっても事故なども考えられますし。
その時に、できるだけ早く家族に知らせるため、またできるだけ早く適切で的確な治療が始められるためには個人の情報が重要であると思いました。

医療現場での活用にはハードルもありますが、このシートを親世代や自分の家族と書くことによって現状を知ることができます。

そのうえで、「もしも」の時に延命治療を希望するか、臓器提供の意思はあるかなどの意向についても話ができるキッカケになると思います。こういう内容はなかなか日常の中で話題にしにくかったり、嫌がる方や冗談で受け流してしまう方もおられます。

元気な時にしか話し合えないから避けずにやっておきたいね

意志に変化がないかを確認することも重要だよね

以上、救急時の医療情報の共有について、私なりに考えてシートを作成したお話でした。

最後までお読みくださりありがとうございます。
それでは、また次回。

 

紙の写真を整理する~第一段階~

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机の上のカメラと写真

こんにちは。”ふたり暮らし”のReiです。寒かったり、暖かかったりのお天気続きですね。

コロナによる自粛も続いていますし、寒いしで、お家の中で過ごすことが殆どです。
みなさんはいかががお過ごしですか?

 

さて、昨日まで夫が出張中だったこともあり、『子なし専業主婦』の私は結構な時間を自分一人のために使うことができました。

毎日好きなことをして過ごせるって、なんて贅沢なことでしょう、と感謝しております。そして、もともと一人で過ごしたり、引きこもりが好きな私は、ありがたいことにそこまで外出自粛が苦にならないのです。

そんな時間がたっぷりあった先日、未だ引っ越し業者のダンボールに入ったものを整理してみました。

えっ!まだ引っ越し業者のダンボールに入ったものがあるの?Reiさん、引っ越ししたのいつよ?

うんうん、十分承知です。全く開けていないダンボールという訳ではないのですが、クローゼットの上に保管したいものをダンボールに入れていないと下ろしにくいのよ、と言い訳しておきます。

 

中身は何かな?

 タイトルでおわかりでしょうが、写真です。フィルムカメラを持っていた時代からの「ネガ」と、それを現像した「写真」です。

あと、成人式や結婚式の写真など。

以前断捨離したときに、紙写真は随分捨てたのです。

その時は、見返して嫌な思い出を思い出しそうなものとか、昔付き合っていた人が映ったものとか、自分が素敵に見えない(自分判断)ものなどを処分しました。

その後、実家から自分が小さい頃の写真を持ち帰り、少しまた増えていたんです。

写真を捨てるのはハードルが高い?

 私はある程度写真を捨てる基準を自分の中に作りました。

写真を見て笑顔になるか
思い出すのは楽しい思い出か
自分が綺麗に映っているか(あくまでも自己判断)
とっておきたい思い出か

そんな感じかな。
写真を捨てたら思い出が無くなるか、と言ったらそうではないと思います。ですが思い出すきっかけにしたいときもあります。なので私は写真を『全捨て』はしたくありません。

でもこの先、重たいアルバムを開くか?と言ったら、「重すぎて気軽に開けない」と答えると思います。年齢を重ねれば重ねるほど、その動作は億劫になりそうです。(もともと面倒くさがりだしね)

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重たいアルバムの写真

左側はスナップ写真が入っているアルバム。右は結婚式の写真。これに成人の記念に取った台紙付きの写真(よくお見合い写真にに使われそうなやつですね)と、ネガ、フィルムがありました。

一旦、このアルバムに入ったスナップ写真を剥がしていきます。
・残しておきたいものだけ。
・綺麗にはがれなかったら諦める。
それが今回の目標でした。

 

やっぱりハードルが高かった!

 自分が物心ついて以降で、小学校高学年ころかな。それ以降の写真は割と判断に迷いませんでした。

一番迷ったのは、小学校低学年以前の写真です。

写真の下の白い余白部分に「○○幼稚園」と刻印された写真、おそらく他の人から頂くか購入したと思われる写真など。

ピントもあっていない、ブレブレの写真もあったりします。

でもなぜか大事にアルバムに収められていた。
もはや、それが私なのか分からないものもあるし、顔が半分切れているものも。
そんなものまで購入していたとは。

親の愛を感じます。

中高生の時は反抗してみたり、嫌いになってみたり、最近でも「くそぉー。人の話、全然聞いてない!」と親に腹を立てている私ですが、その頃の親が愛情を持って育ててくれていたという事実は感じられます。

そんな写真を買ってくれ、そしてアルバムに保管してくれていた人の思いを受け取ってしまうと捨てにくいものだなと感じました。

なかなかにハードルが高い。

今回はここまで

それらの処遇を巡り、どうするか考えがまとまらないので、今回はここまでの作業としました。

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アルバムから剥がした写真たち

 左側が、以前に残した紙の写真。左が今回のものを含めた写真。

倍くらいに増えましたね(;・∀・)

そして、これを入れている箱、なんとスニーカーの箱。
最初の写真の断捨離から4年くらい経過していますが、今の所色褪せたり、べたついたり、カビが生えたりはしていません。

そして、結局、この箱と重たい結婚式のアルバムと成人式の写真をダンボールに戻した…という結果です。

結局、全然変わってないじゃん!

いや、ダンボールを引っ越し業者のものからアマゾンのダンボールに変えた

という言い訳をしたかどうかは内緒ですが、ネガとフィルム、重たいアルバム3冊→くつ箱半分の写真へと姿を変えたので、良しとします。

まとめ

 つぎは、この靴箱の写真たちを、少数精鋭の部隊に仕上げていきたいのです。
そしてゆくゆくはデータ化したいと考えています。

夫のOKが出れば、結婚式の写真もデータ化して捨てたい。→未だ迷いもあって決めかねています。

一度データ化してしまったら、そんなに見ないかも?とも思うんです。
デジタル写真立てみたいなもので延々流し続けるとか?そんなことしない限り。

今考えているのは、一年を一枚、もしくはひと行事を一枚くらいにまとめた、デジタルスクラップブッキングみたいなものを作ろうかと考えたりしています。

スクラップブッキング、憧れててやってみたいんです。
でも道具とか材料とかそろえると場所と金額の問題もありますから、デジタルでやってみようかなと思っています。

そして歳をとって、万が一記憶が遠ざかるような病にな病になった時に、「私に見せてください」と誰かに頼もうかと思ったりしています(*´ω`*)

今回は紙の写真を整理している経過について書いてみました。
進展がありましたら、またこのブログ内でご報告したいと思います。

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