この何気ない一日のキセキ

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アラフィフ主婦が『今を楽しく、気楽に生きる』ために今から人生を再始動させていくブログ

今年の稲刈り 終わりました  臼すりしかやってないけど

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いろいろ思う事があって、ブログを更新していませんでした。

まだ、その「思う事」…は解決していないのだけれど、
できる範囲で、ブログ続けて行こうかと思います。

書き出しがしんみりしちゃいましたが

こんにちは、ふたり暮らしのReiです。

 

9月はわが家にとって、稲刈りの季節です。
毎年9月は稲かりのために、準備→稲刈り→臼摺→片付けと、夫の実家に毎週お手伝いに行くので、お家のことがままならないくらいに、クタクタになっていました。

 

それが!ナント!今年!稲かりが無かったんです。バンザイヽ(^。^)ノ
バンザイの反面、田植えもやったので、稲刈りもやりたかった…と言う微妙な感覚です。

何故、稲刈りが自分達でできなかったのか。

 そこなんです。
今年は色々と問題が発生したんです。

 八月の終わりに、実家の田んぼがある周辺で、「ウンカ」という虫による被害が相次いでいたのです。稲が徐々に枯れていき、灰色がかった色に。そのうちに一晩足らずで畳1~2畳ほどが枯れてしまうと言うのです。

ひどいところでは、田んぼ全体がウンカにやられているところもありました。
ご近所の農家さんは、ウンカ対策で薬を撒いたのですが、全く効果がなかったとおっしゃっていました。実家のある周辺では、20年くらい前にもウンカの被害がひどかったとのことです。

義母の「ウンカが入る前に、稲を刈った方が、よいのではないか?」と言う判断でした。

ですので、平年よりはい1~2週早く稲刈りを行うことになりました。

サラリーマンには天気は味方してくれない

私の夫は普通の会社員です。月曜日から金曜日まで朝8時半から17時15分までの勤務です。
兼業で農家を続けるには、週末を利用して農作業をするしかありません。
しかし、ウンカ被害を確認してからの週末と言ったら、雨、そして台風。
やりたくてもできない状況だったんです。

9月7日に台風が過ぎて、その後義母が田んぼを確認に行ったら、ウンカが入ったようだと。
その週末は金曜日から土曜日にかけて雨予報だったので、義母が何とか農業法人様へ頼み込んで、稲を刈ったもらったそうなのです。
農業法人様、様様です。ありがとうございます。

 

おかげで、何とか収穫できた!

 

お米は刈ったままでは食べられない

 私は夫と結婚して、初めて米作りを体験しました。


当時の感想は「お米って、こんなに苦労しないと食べられないのね」って事でした。


年々、農機具も改善されてきて、私が嫁いだ15年前よりも夫の実家の機具もバージョンアップされてきました。(ほとんどが中古品のオンボロなんですけど(;^_^A)
それでも肉体労働には違いないです。
(→調べれば労力を最小限にする機具もあるみたいなのですが、それ専用にしか使えない上に、お高いのですよ)

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右:籾殻が出てくるところ 左:臼摺機と米選機

米選機から出てきたお米は、30キロの袋に入れて保管しています。

その30キロの袋を4段くらいに積み上げていくのが、一苦労です。
夫が臼摺機の管理、義母が米選機の管理をしていますから、余った私が、袋を積み上げる係.…と言う事になります。
(もちろん夫も手が空くときは積み上げを手伝ってくれます)

今年は2/3くらい、農業法人さんの乾燥機に入れて、臼摺までしていたたので、20袋くらいで済んだのですが、それでも次の日身体に堪えました。

やる作業は同じなのに、自分の体は昨年とは違う(少し老いてるって事ね)から、年々辛い作業ですね。

稲は、刈ってから、一晩乾燥機にかけて、臼摺をして、米選機でより分けられて、漸く玄米の状態で袋に入れられます。
その後の過程は出荷先や販売方法で変わってくるのでしょうけど、店頭に並ぶまでにも、いろんな作業があるはず。
最低限、精米しないとよく見かける売られている米の姿にはなりません。

お米と言うものは、種蒔き、田植えから考えたら、かなりの手間と時間がかかって出来上がる物です。

食卓に上るお米、もちろんその他の野菜やお肉・お魚などの食材も、人知れず苦労して作られたり、収穫されたりしたものなのだと思うと、感謝の念しか湧きません。


感謝しつつ、大事に、無駄にせず、食すという事が大事だなと思います。

それでは、今日はこのへんで。

 

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