今年の稲刈り 終わりました 臼すりしかやってないけど
いろいろ思う事があって、ブログを更新していませんでした。
まだ、その「思う事」…は解決していないのだけれど、
できる範囲で、ブログ続けて行こうかと思います。
書き出しがしんみりしちゃいましたが
こんにちは、ふたり暮らしのReiです。
9月はわが家にとって、稲刈りの季節です。
毎年9月は稲かりのために、準備→稲刈り→臼摺→片付けと、夫の実家に毎週お手伝いに行くので、お家のことがままならないくらいに、クタクタになっていました。
それが!ナント!今年!稲かりが無かったんです。バンザイヽ(^。^)ノ
バンザイの反面、田植えもやったので、稲刈りもやりたかった…と言う微妙な感覚です。
何故、稲刈りが自分達でできなかったのか。
そこなんです。
今年は色々と問題が発生したんです。
近くの田でウンカという虫による坪枯れという症状が出ているとの事。
— ふたり暮らし@Rei (@Rfutaride26) 2020年8月31日
急遽、今週末に稲刈りをする予定になり、夕方から稲刈りの準備をしてきた。が、まだ終わってない。
しかも台風近づいていて、稲刈りができるか不明だ😢
時間をかけて育ってきた稲なので、収穫できますように。 pic.twitter.com/FqBeK54kuX
八月の終わりに、実家の田んぼがある周辺で、「ウンカ」という虫による被害が相次いでいたのです。稲が徐々に枯れていき、灰色がかった色に。そのうちに一晩足らずで畳1~2畳ほどが枯れてしまうと言うのです。
ひどいところでは、田んぼ全体がウンカにやられているところもありました。
ご近所の農家さんは、ウンカ対策で薬を撒いたのですが、全く効果がなかったとおっしゃっていました。実家のある周辺では、20年くらい前にもウンカの被害がひどかったとのことです。
義母の「ウンカが入る前に、稲を刈った方が、よいのではないか?」と言う判断でした。
ですので、平年よりはい1~2週早く稲刈りを行うことになりました。
サラリーマンには天気は味方してくれない
私の夫は普通の会社員です。月曜日から金曜日まで朝8時半から17時15分までの勤務です。
兼業で農家を続けるには、週末を利用して農作業をするしかありません。
しかし、ウンカ被害を確認してからの週末と言ったら、雨、そして台風。
やりたくてもできない状況だったんです。
9月7日に台風が過ぎて、その後義母が田んぼを確認に行ったら、ウンカが入ったようだと。
その週末は金曜日から土曜日にかけて雨予報だったので、義母が何とか農業法人様へ頼み込んで、稲を刈ったもらったそうなのです。
農業法人様、様様です。ありがとうございます。
おかげで、何とか収穫できた!
お米は刈ったままでは食べられない
私は夫と結婚して、初めて米作りを体験しました。
当時の感想は「お米って、こんなに苦労しないと食べられないのね」って事でした。
年々、農機具も改善されてきて、私が嫁いだ15年前よりも夫の実家の機具もバージョンアップされてきました。(ほとんどが中古品のオンボロなんですけど(;^_^A)
それでも肉体労働には違いないです。
(→調べれば労力を最小限にする機具もあるみたいなのですが、それ専用にしか使えない上に、お高いのですよ)
米選機から出てきたお米は、30キロの袋に入れて保管しています。
その30キロの袋を4段くらいに積み上げていくのが、一苦労です。
夫が臼摺機の管理、義母が米選機の管理をしていますから、余った私が、袋を積み上げる係.…と言う事になります。
(もちろん夫も手が空くときは積み上げを手伝ってくれます)
今年は2/3くらい、農業法人さんの乾燥機に入れて、臼摺までしていたたので、20袋くらいで済んだのですが、それでも次の日身体に堪えました。
やる作業は同じなのに、自分の体は昨年とは違う(少し老いてるって事ね)から、年々辛い作業ですね。
稲は、刈ってから、一晩乾燥機にかけて、臼摺をして、米選機でより分けられて、漸く玄米の状態で袋に入れられます。
その後の過程は出荷先や販売方法で変わってくるのでしょうけど、店頭に並ぶまでにも、いろんな作業があるはず。
最低限、精米しないとよく見かける売られている米の姿にはなりません。
お米と言うものは、種蒔き、田植えから考えたら、かなりの手間と時間がかかって出来上がる物です。
食卓に上るお米、もちろんその他の野菜やお肉・お魚などの食材も、人知れず苦労して作られたり、収穫されたりしたものなのだと思うと、感謝の念しか湧きません。
感謝しつつ、大事に、無駄にせず、食すという事が大事だなと思います。
それでは、今日はこのへんで。