この何気ない一日のキセキ

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アラフィフ主婦が『今を楽しく、気楽に生きる』ために今から人生を再始動させていくブログ

母たちの語彙変換がすごい

芍薬の花


梅雨までの時間、過ごしやすい気候になってきました。が、肌寒いと感じる事も多くて、未だに家の中でフリースを着たりセーターを着たりしています。(→春になったら手放すと言っていたフリースですが、体温調節がうまくできずに、まだ捨てられておりません汗)
私にとって快適な温度になるまでには、もう少し時間がかかりそうです。

 

さて、さて、今日は母たちのおもしろい特性に気がつきましたので、そのお話。

先日、姉からLINEが来た。
『お母さんに聞いたけど、アゴが外れたんだって?大丈夫?』と。
(なんですって?アゴが外れたですって!誰の?)←Rei心の声

驚きました。
どうやら、私のアゴは、私が知らない間に外れたらしいの。
その数日前、毎朝続けている母とのLINEで、
顎関節症になって、アゴが痛いよ(笑)』
と報告した。
そうしたら、二日連続で
アゴは治りましたか』
とメッセージが来るので、『そんなに早くは治らないらしいよ~』と言っておいた。

その三日後に姉からのLINE。
母の中では、顎関節症アゴが外れてなるもの、だったのか…
それとも、あごって言えば=アゴが外れるだったのか…

真実は分かりかねるが、『そんなことを言った気がする、だってアゴが悪かったんやろ?』と母は申しておりました。
そもそも、それをわざわざ姉に言う必要があったのか?という気持ちにもなった。
そんなに大きな病気でもなく、命にかかわるようなことでもなし。

その時にふと思い出した。

 

義母もそんなところあるな。って。

数年前、私は手根管症候群という手首の病気を発症した。
手術をするほどひどくはないのだが、それ以来、地味に痛くて手がうまく使えないことがある。それで、当時やっていた仕事を辞めたり、趣味の手芸をセーブして、自分なりに工夫して生活している。

仕事を辞める時に、義実家に説明するのに病気の説明をした。その後しばらくたって、義母の実家の法事に参加した。数年に一度、だから結婚してから数回しか会ったことのない夫の叔母や従妹から、
Reiさん、腱鞘炎なんですってね」
と言われた。
(いや、腱鞘炎ではない…)
(というか、どうして知ってるの?)

義母が報告したから、知っているんです。
本当に驚いた。
何か言ったら、親族に筒抜けなんだな…と。

しかも、その時も病気の名前が違ってて。

手根管症候群=手首の病気
手首の病気で知ってるのは腱鞘炎=Reiは腱鞘炎

という方程式が、義母の中で成り立ったんじゃないか、と夫と共に推測した(笑)

 

ほら、こうやって見ると母たちの特性が見えてくる。

”人に聞いたことを自分なりに解釈して、さらに他の人に伝える”

正確に伝えてくれるのならまだいいのですが
間違った情報を私の知らないうちに他の人に伝えてしまう。
本人は全く悪気はないと思うのだけれど、何となく私は気持ち悪い。

これって、本当は根深い問題。
こういう風に噂話は広がるのか…とか。

 

まぁ、ここではそんな倫理的(?)な事は抜きにして、
私の中では本当に ”おもしろいな” という事柄だったのだ。

つまり、これは高齢者の特性なのか、個人の特性なのか。
そして、母たちの語彙変換能力がすごい!と思うのだ。
自分なりに解釈して
自分の知っているものに置き換えて
それが真実だと信じきれる

ある意味、羨ましい能力だと思うのだ。
なぜなら、そこに ”間違っていたら恥ずかしい” とか ”間違っていたら悪い” とかいう思いが一切ない。
なんなら、”みんなに言っちゃうくらい、私、心配してるんです” というアピール力すら感じてしまう。
そんなふうに生きられたら、楽だろうなって。

そして、密かに私は思う。
人に言われたくないことは、決して母たちに話してはいけない。
母たちへの言動は慎重に…と。(半分冗談、半分本気)

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