雨の紫陽花
先週の週末、雨が降ったりやんだりを繰り返しお天気が今一つでした。
そんな中、夫とドライブに出かけました。
車で20分程度の近場のダムの辺りに。
紫陽花が見られると聞きつけて。
初めて行くところでしたので、実際は20分くらいだったと思うのですが、もっと長くドライブした気分でした。
途中車は、住宅街から細い山道に入り、頭上を木々が覆い始め、視界が暗くなりおどろおどろしく感じながら、山を登り始めました。内心ドキドキしながら。
頭上を覆っていた木々が切れ、道幅も太くなったところに、ダムがありました。
その道沿いに紫陽花が植えられていました。
紫陽花の植えられているところは、小さな遊歩道のようになっていて、車を止めて夫と二人、傘を差して歩きました。淡い色合いのものから、濃いピンク、ブルーの紫陽花まで、色とりどりのものが植えられています。
思っていたより、規模は小さかったですが、雨のためか、ダムの湖畔で釣り人が二人いる以外は人もおらず、ゆっくりと見ることができました。
私は装飾花（花に見える部分）のものやガクアジサイと呼ばれる種類のものが好きです。写真右側のような、手まり状の紫陽花をいつか綺麗なドライフラワーに仕立てたいなぁと思っています。
今は賃貸住まいで、お庭もないので紫陽花を育てるのはちょっと難しいかも。
いつか・・・の予定です。
どくだみの花も咲いていました。
かわいらしいお花です。
紫陽花を堪能した後、少し足を伸ばして山手の方の棚田を見行きました。
道中、さらに道が細くなり、対向車がいたら離合できそうにない道を昇ってゆきました。間の悪いことに・・・だんだん山手に登っているからだと思うのですが・・・雨足も強まり、棚田が一望できるところに着いたときは大雨で。車の中から見るだけとなってしまいました。
棚田の写真を納める事ができなかったのですが、降りる途中、少し雨が弱まり撮れた写真がこちら。
見晴らしがとても良くて、雨に洗われた木々が濃い緑色。
竹林のあいだから霧が立ち上る。
そんな幻想的なジブリのせいのような光景を見ることができ、雨足が強くなる中細い道を緊張しながら運転してくれた夫に感謝です。
次は、絶対に晴れた日に登ってみようと思います。
そうそう、怪我の功名というべきか。。。
我々は帰り、来た道を戻らず前に向かって車を進めたのですが、結局はその先に行けない様子で。よく分からなくて、行くのが怖かったとも・・・言えますが。
我々が立ち止まったそこが、普段よく昇っている山の裏手に当たるようで、『登山者駐車場』『登山道こちら』の標識を見つけ、ここからも登れるってわかったね、とふたりで喜びました。
ここまでも離合できない道が続いていましたので、登山の前に疲れないかちょっと心配ではありますが。
また、必ずや晴れた日に絶景を見に訪れよう。
