この何気ない一日のキセキ

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アラフィフ主婦が『今を楽しく、気楽に生きる』ために今から人生を再始動させていくブログ

畑を始めて思う事

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自然農の畑をやりたい。と思って、元田んぼを畑にするという事に取り組んでいます。
今年は一年目なので、作業に慣れることも踏まえて、少しの野菜を育てつつ、農地の半分以上は土の改良のために緑肥を植えています。

そして、緑肥を植えていないところは、草刈り・草刈り・草刈りの繰り返し。
その途中、土の中からいろいろなものを見つけます。
以前祖母や義母が使っていたであろう、黒マルチの破片、どこからか飛んできたお菓子の袋、鳥が落としていったのか投げ入れられたのか不明の陶器やガラスの破片、農業用の肥料のビニール袋、朽ちた支柱の破片・・・などなど。
畑の中が、ゴミだらけ。そして大量の石が出てきます。
その中で、本当に怖いな。と思うものはビニール系のものです。
まわりの草は放っておいたらだんだんと分解され土にかえっているようですが、畑に置きっぱなしのマルチや肥料の袋などはそれらに埋もれて、土の中でも全く分解されていないのです。
その上、一枚の大きなビニールが劣化して粉々に砕けてしまっています。

おそらく余ったビニールを下敷きに、支柱などを置いて汚れ防止にしていたのだろうな。。。という予測がつくのですが。幸いなことは畑の端の畔近くに置かれていたことだけです。

土の中からそれらのビニールを一つ一つ取り出すのは至難の業。手を触れるとさらに粉々になるのです。
除去するには土ごとごっそりと取り除く必要があるでしょう。

それらを見ながら、これが世にいう、マイクロプラスチックか!と改めて思うのです。何もストローだけじゃない。浜辺だけじゃない。海だけの問題じゃない。
それらのマイクロプラスチックが空気中を漂って、それを人が吸い込む。。。というテレビ番組の予告を見たことがあります。(→予告だけで中身を見ていないので詳しいことはこれから勉強せねばと思います)
私がよく閲覧して(勝手にw)尊敬しているある農業系YouTuberが、自信の動画の中で、「プラスチックが野菜に溶け込んで人体に影響を及ぼすかは今の所分かっていない」と述べられていました。私も勉強したわけではなくそこの真意は分かりません。
しかし、気持のいいものでもなく、プラスチックの問題を考えると、できるだけ自身の生活の中でもプラスチックの製品を使わない方がよいのではないか、と思うようになりました。
自分の身の回りを見てみると意外とプラスチックが多いものです。
特にキッチン回りや水回りのものはプラスチックで溢れていますね。

畑の中の環境もそうですが、自分の生活のまわりから少しづつ、プラスチックのものを減らしたり、自然に返るもので代用できるようにしたりしていきたいと思います。

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