この何気ない一日のキセキ

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24時間防災訓練をやってみた #4 明かり

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ランプの写真

こんにちは、”ふたり暮らし”のReiです。
今日は24時間防災訓練の4回目の記事になります。
今回は『明かり』、照明についての備忘録となります。

避難するときの状況によって、明かりも重要よね

今回使った照明器具

明かり、照明と一口に言っても色々ありますよね。防災について考える時は懐中電灯を真っ先に思い浮かべる人も多いと思います。
では、今回使った照明器具を紹介していきます。

電池式LEDランタン二つ
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キャプテンスタッグのLEDランタン

これは、実は二つとも家電量販店の景品です。
以前持っていた懐中電灯は、電池を入れっぱなしにしていたら、電池が中でさびて劣化して、本体そのものも使えなくなっていました。その時に丁度景品でランタンがあったので、頂きました。
それ以来、電池は仕様後には本体から出して、一緒の袋に入れて保管しています。

ヘッドライト
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ヘッドライト(モンベル)と装着画像

ヘッドライトです。
単三電池1本で動作するタイプのものです。軽くて操作が簡単です。
私達は一人1本ずつヘッドライトを持っていて、登山やキャンプで使用しています。
これも、電池は出してから保管しています。

キャンプで使うときは大抵は首から下げていますが、必要な時には頭に装着します。ずっと頭に着けていると、お互いの顔に当たって眩しかったり、意図せぬところが照らされたり、体を動かすたびに光がチラチラと目に入るためです。
そしてずっと頭に着けていると、私の場合は締め付け感が不快だったりします。
すぐ取れて、居場所が不明にならないところ→「首から下げる」という結果になりました。

今回も食事を作ったり、食べたりするときには、頭に着けていました。
ライトの向きは上下のみ、任意の方向に動かすことができるので、頭に着けても下向きにすれば、頭を大きく下に向けなくても手元や足元を照らすことができます。

ソーラー充電タイプのライト兼スマホ充電器
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ソーラー充電タイプのライト

手帳タイプのスマホカバーのような形をしています。
ソーラーパネルが付いているので、電池不要で、お天気が良ければ充電できます。
ライトのほかに、スマホのモバイルバッテリーの機能が付いています。買った時は確か『ソーラパネル付きモバイルバッテリー』として買ったように思います。明かり部分はおまけですね。
ですが今回使用してみて、なかなかに明るい光でしたので、ライトとしても十分に活用できると思います。 

工夫してみたこと

明かりが目に入るのが本当に苦手なの

そうなんです。私は、明るいのが極端に苦手なんです。光が目に入ると疲れてしまいます。 普段外を歩くときはサングラスをするし、お店の中では少しブラウンがかったレンズの入った眼鏡をすることがあります。

そういう前提で以下の記事を読んでみてください。

上でご紹介した、景品のLEDランタンのひとつをリビングに、ひとつをキッチンに置きました。ヘッドライトもありますので、暗さは気になりませんでしたが、動画を撮っていたので、夜になるにつれて暗闇しか映らなくなってきました。
まぁ、それはそれでも良かったのですが、テレビの防災特集でみた、ペットボトルを使う裏技を自分で体験したかったので、やってみました。

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ライトにペットボトルをのせる

左の写真、ライトをつける前は同じ所から写真を撮ると、真っ暗でした。
ソーラー充電タイプのライトを机に置いてその上にペットボトルを乗せると、カーテンや壁が映るほど明るくなりました。
床に置いてみると、床に反射して周りが明るく見えます。
ですが、水に反射した光がキラキラして少し眩しく見えます。それで、ちょっと工夫しました。

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ライトに袋をかぶせた写真

ライトをペットボトルごと、スーパーのビニール袋で包みました。
キラキラした感じが、柔らかい光になりました。明るさは少し暗い感じはしますが、ふわっと回り全体を照らす明かりになりました。

こんな感じの柔らかさだと、明かりに近いところの人も夜間眩しすぎず、避難所でも使えそうだと思います。

乾電池かろうそくか

前回の「暖をとる」でも石油ストーブかガス缶ストーブか、という問いについて考えてみました。照明に関しても、やはりそんな疑問が付き纏います。
それは『乾電池』or『ろうそく』です。
それぞれのメリット・デメリットを私なりに考えてみます。

乾電池
(メリット)手軽で安全である・安定した明かりが得られる
(デメリット)電池残量に限りがある・残量が分からない・災害時は電池が手に入りにくい

ろうそく
(メリット)電池を使わないので電池残量を気にすることなく使える・残量が一目瞭然
(デメリット)火を使うので危険・余震が来た時の火災が心配・ろうそくも数に限りはある・屋外では炎が安定しない

思いついたものを書いてみました。
どちらも一長一短あると思います。難しい問題です。
予備の電池を買っておいても、持ち出せない可能性もあります。

被災経験がある方のブログ記事などを読みますと、ろうそくをおススメしているものもあります。やはり電池が手に入りずらいことが理由です。
確かに、今回の訓練でも電池がどのくらい持つかな?と思いながら使用したのは確かです。充電池をストックしていますので、持ち出すことができた前提で、交換することはできます。

火災は本当に怖いので、ろうそくがベストか?という問いには疑問が残ります。
しかし、ろうそくと共に、マッチ・ライターをセットで備えておくと、家の周りの木々を集めて、焚火をすることもできる、というメリットもあるかもしれません。開けた広い場所での焚火なら、多くの人が暖をとることもできそうです。

あった方が良いと感じたもの

ヘッドライト

災害時は手が空いている方が何かと便利です。
暗いところで作業をするとき、ライトを置いておく場所を確保したり、向けたい方向に光をあてるために固定する作業が必要です。うまく光が当てられないこともあります。作業中に手が離せなくても、頭を動かせば見たいところが照らされるのは便利だと思います。

トイレの時も両手が使えます。
トイレの衛生環境も分かりませんから、置き場所を考えるより身に着けておいた方が圧倒的に衛生的です。

ソーラー充電式ライト

先ほどの「乾電池とろうそく」の問題解決の一助になるのではないか?と思います。
ソーラーパネルの性能によるかもしれませんが、太陽さえでれば充電できます。
またスマホを充電できるタイプなら、避難所や携帯ショップまで出向いて充電サービスを受ける時間と労力が省略できます。

まとめ

収納と金銭の余裕があれば、そんなにかさばるものではないので、電池式のもの・ろうそくと火をともす道具・ソーラー式のもの、それぞれあると安心です。

状況により使い分けたり、それぞれの残量に応じ、また使用場面ごとに使い分けたり、できるだけ長い期間自力で明かりを調達できるのではないか、と考えます。

『明かり』もやはり災害時においては、心の支えになると思います。
平時でも、暗いと何となく怖さを感じますものね。
明かりがあるだけで、少しでも不安を和らげられるのではないかと考えます。

最強の備えとしては、ソーラー充電のできるポータブル電源だと思います。
しかし、結構高額で、大きさもそれなりに大きいですから、我が家では「あったらいいな」と話していますが、購入には至っていません。

今回は『明かり』について備忘録でした。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
次回は、災害時の『寝床』に関することを書こうと思います。
それでは、また次回。

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