この何気ない一日のキセキ

この何気ない一日のキセキ

アラフィフ主婦が『今を楽しく、気楽に生きる』ために今から人生を再始動させていくブログ

感情をコントロールする

花菖蒲

20代の後半に病気になってから、

自分の性格を変えたい

感情をコントロールしたい

とずっと思っていた。

 

病気については、今は完全にというわけではないけれど改善しているし、できる事もたくさん増えた。
だけど、些細なことで気分の変調をきたしやすい。
そして、とても人目が気になったり、人の感情が気になり、人が怖い。

自分の性格も大して変わってないように思う。

 

これまで、”感情をとにかく抑えよう”としてきたような気がする。
怒りも抑える。
涙も抑える。
そんな感じ。

このまま感情を抑え込んだら、無感情の冷たい人間になるんじゃないかと思った。

それが嫌だったから、家の中では感情を露わにして、夫に当たっていた。
そんな自分がさらに嫌になる、という悪循環だったような気がする。

 

本来、「感情とは湧き上がり、溢れるものだ」と思う。

 

その感情を抑えることが、感情をコントロールすることだと思っていた。

でもそれは違うなと、最近になって思えてきた。

湧き上がってあふれ出た感情を、どう自分が処理するかがコントロールすべきところなのだと気がついたのだ。

当たり前のことだけど、今頃気がついた。

怒りが湧き上がる。
その時に、どう行動するか。
感情のままに怒りを爆発させる?
その場を無言で立ち去る?
怒っていることを相手に伝える?冷静に?怒った口調で?
それとも怒りを感じていないかのように振る舞う?

いろんな選択肢がある。
悲しくて涙が溢れそうな時だって、そう。

そう思ったら、何だか心が軽くなった。
無理に感情を抑えなくて良いのだから。
今自分が感じている感情を処理することに集中すればよい。

怒りや悲しみに満ちているのだったら、自分が穏やかになれる選択をすればよい。

楽しさや嬉しさに満ちているのだったら、素直にそれを表現すればよい。

そんな風に思った。

< プライバシーポリシー お問い合わせ