結婚式の思い出の品を手放す
こんにちは、ふたり暮らしのReiです。
8月の事で少し古い話ですが、結婚式の思い出の品を手放した話を書きたいと思います。
手放したもの
捨てたのは、ティアラ・ネックレス・イヤリング。
何れも、結婚式のために作りました。
結構時間がかかって、太い針金と格闘しながら作った記憶があります。
材料を全部揃えるのが苦労しそうだったので、キットになったものを買いました。
独身時代、ビーズアクセサリーを作るのが趣味でした。
でも結婚式の時に手作りしようと思ったきっかけは、全く別のところにありました。
手作りにした理由
それは、何を隠そう「お金」です。
元々、結婚式をする願望はさほどなかったのですが、義実家はそれを許さず。
最初はしぶしぶ結婚式と披露宴をする準備を始めました。
ですが、するとなれば完璧主義の私は一生懸命準備に取り組みました。
当時、ブログを通して、同時期に結婚式をする花嫁さん達との交流もあり、準備自体は楽しんでいたところもあります。
どうせ式をやるならば、気に入ったところでしたかったのですが、私達が決めた候補二つは、義実家に却下されてしまいました。
それで、渋々当時義父が務めていたホテルでやることに。
当時私は、病気のために休職中でした(式の2か月前に復職しました)。
ですから、金銭的にも結構苦労していた覚えがあります。
結婚式のプランをパックにしたので、衣装などはコミコミだったのですが、選べる範囲が決められていて。
アクセサリーは別料金が取られたり、それがウン万円。。。
ティアラが最たるもので、よいものは写真に写ってもキラメキが違うとのことでした。
ただ、一日お借りするだけなのに。
「お金」がかかること
実物は手元に残らないこと
いろいろ却下されて楽しくなかったこと
(→だからせめて自分が好きなことをして楽しみたい)
というのが手作りした理由です。
手放せなかった理由と手放した理由
なかなか手放せなかったのは
①結婚式に良い思い出が無く
結婚式をやり直したい程の後悔があったこと
➁手作りした品に思い入れがあった
③結婚式そのものは楽しかったので、思い出を残しておきたかった
が理由です。
結婚後6~7年位の間は、本当に結婚式をやり直したい気持ちでした。
本当に自分たちがやりたかった場所で、やりたかった方法で、ふたりきりでいいからやり直したい!と本気で思っていました。
そんな風に、結婚式にはあまりいい思い出もなかったのですが、当日だけは楽しかった思い出ばかりです。
人生の中で自分が主人公になれるのって結婚式くらいですよね。(本当の主人公はご招待したお客様なのでしょうけど)あんな風に、人前でスポットライトを浴びて、祝福される事ってないですよね。それも良い体験だったし、多くの友人や親族が笑顔で過ごしてくれたことが嬉しかった思い出です。
これらのアクセサリーを見るたびに、幸せな気持ちと嫌な思い出の両方が思い出されました。
手放した理由は、「必要がないもの」だから。この一言に尽きるでしょう。
一生懸命作ったものでしたが、「これからの人生でこれを使うか?」と問うと、答えは「NO」です。
そして、思い出の品として残すことについても考えてみました。
幸せな思い出も蘇るけれど、同時に嫌な思い出も蘇る。
それなら、手元に残す意味はないんじゃないのか、と思いました。
そして、何より結婚式とは形だけのお披露目の場、と考えるとその役目は当の昔に終えていたのです。結婚とは結婚式がメインではなく、その後の日々の営みこそが結婚であるからです。
私は今、夫とふたりで暮らしていける事に、この上ない喜びと幸せを感じています。
結婚式の思い出がどうであれ、『今』が幸せなら捨てても何も問題がないと思えたので、すんなり手放すことができたと思います。
まとめ
このように今回、結婚式の思い出の品を手放すことができました。
物を手放せたのと同様、結婚式にまつわる嫌な思い出もいつか笑い話になるだろう、と思っています。
これから結婚式をされる方がもしこの記事を読んでおられたら、今のご自分が納得のできる結婚式をされることをお勧めします。後悔は誰でもするかもしれません。
もっとこうすれば良かったとか。
でも、譲れないところは譲らずにやりたいようにやって欲しいと思います。
(特に今の時世、コロナ禍で思うようにいかぬことがあるかもしれません)その中で、最大限のやりたいことを貫いてほしいと思います。
ちょっと話がずれましたが、『今』を考えると、意外と思い出の品は手放すのが楽かも知れません。仕事にまつわる本や資格関連の資料などもこの方法で随分と手放しました。
結婚式にまつわるもので、あとはアルバムが残っています。
これらをどうするのか、考えがまとまったらいずれ記事にしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。