この何気ない一日のキセキ

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アラフィフ主婦が『今を楽しく、気楽に生きる』ために今から人生を再始動させていくブログ

脱プラ 私の小さな取り組み その1

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我が家の瓶入り調味料たち

丁度、去年の今頃普段使っていたメラミンスポンジが、プラスチックだということを知った。メラミンスポンジが出回ってから、軽くこするだけで汚れが落ちる…「なんて便利な商品なのだ」と思っていた。

私は水回りで使うことが多く、当然磨いた後は水を流していた。
ところがメラミンスポンジは徐々にすり減っていくもの。その削れたものはどこへ行くのか?という疑問。

それは我が家の横を流れる川に流れ、海へと注ぎ込む。

メラミンスポンジを掃除で使うようになってからその事に気がつくまでに、数年はかかった。
その間私は、プラスチックを川や海に流し続けていたことになる。

メラミンスポンジだけではない。

ふと身の回りに目を向けると、なんとプラスチックでできたものが多いことか。
アレもコレも…。身の回りだけでなくって、家そのものだって、「アッ、ここはプラスチックでできているのね」と気がつく。そのおかげで私たちは快適に生活できている。

昨年その事に気がついてからは、メラミンスポンジを使う事はやめた。
そして、できる範囲でプラスチックを減らしていこうと思った。

 

出来る事は色々あると思うけれど、私が思い立ったのは毎日使う調味料。
毎日使うものだから、プラボトルに入ったみりんや醤油を手に取るたびに「何とかしなければ!」と思う。
毎日食事を作る私にとっては、取りかかりやすい分野だった。

 

しかし事は思った以上に難航した。
主だった調味料を全て瓶入りにするのに、1年かかった。

*昨年は夫の出張が例年以上に多く、調味料の減りが少なかったこと。
*近所のスーパーには、瓶入りの調味料が意外に少ないこと。
*特にお醬油の瓶入りは卓上タイプのものに限られ、マヨネーズとケッチャプに関しては皆無だった。
*瓶入りを購入してみたものの、味が満足いくものが見つからない。

などなど。

一番困ったのが、お醬油かな。
今まで使っていたペットボトルに入っていたお醤油の味がとても気に入っていた。お醤油って、それだけで料理の味が全然変わる。
未だ満足する瓶入り醤油には出会っていない。

 

他にも再考の余地があるものは、マヨネーズとケチャップ。
今は生協のものを使っているが、如何せん容量が多い。
ふたり暮らしで、そこまでマヨラーではない我が家では、消費しきれるか不安な量である。マヨネーズひと瓶500g、ケチャップひと瓶380g入っている。美味しさは良いのに、量が多いことと組合員でないと買えない(今月で脱退するからもう買えない)のが難点だ。
これを使い終わる頃には、新しい候補をさがさねば!

 

 

サムネの写真に写っていない調味料類は、まだプラスチックにはいいているものを使っている。例えば、お味噌・ソース・わさびチューブなど。

余裕ができたら、お味噌とソースは手作りしようかと考えている。
いずれにせよ、お味噌は作ってすぐに食べられるものではないので、暫くはこのままだろう。

あまりにそればかりに囚われると暮らしが楽しいものではなくなるので、出来る範囲で。と自分に言い聞かせている。だって、瓶入りでも口の部分にはプラのふたが付いているし、紙パックだって内側はポリで覆われているのだから、身近に手に入るもので全くプラが使われていないモノってなかなかない。(量り売りのショップでも近くにない限り、全員がそうすることは不可能であると思うのだ。)

 

私の場合は、何でも自分で作ってみるのが好きなので、それを楽しむことが脱プラスチックに繋がるといいなと思う。
堅苦しくって重荷になりそうなことも、楽しくやって行けそうな気がするのだ。

そして、お気に入りの瓶入りの調味料を見つけるまでの過程も楽しむ。
今まで当たり前のように同じものを購入して使っていたけれど、”新しい味の発見”ができる。
「私は、ずっとこれ!」って言うのも安定の味でいいけれど、時には違うものを試して冒険の味を楽しむのも面白い。
マヨネーズを消費するために新しい調理法にチャレンジもできた。それがまた、時短とカロリーオフになって一石三鳥だったりするのだ。

こんなふうに、
『自分ができる範囲で』
『そして、楽しみながら』
暮らしの中でできる脱プラに、私なりに取り組んでいきたい。

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