田植え 無事に終わりました
昨日は田植えを行いました。
色々写真や動画を撮りたかったのですが、お手伝いに来てくれるはずの親戚のおじさんが急遽キャンセルになり、夫と私、義母の三人で行うことになり、写真を撮る余裕がありませんでした。
まぁ、田植えは無事に終えることができて良かったです。
四年ほど前までは種まきから自分たちで行い、2~3週間ほどかけて、育苗箱というトレイのようなものに、土と種もみを入れて苗を育てていました。義父が病気を患った事や義母も歳を重ねて無理がきかなくなったのか、苗を育てるのをやめて、育苗センターというところに依頼して苗を作ってもらっています。
田植えは殆んどが機械頼みです。
義父が植えていたころは、田の四隅はたいてい稲が植わっていなくて、数日かけて義母が植え継ぎをしていました。植え継ぎは田に入って、人力で植える事です。
私も手伝うこともありますが、ぬかるんだ粘土質の土に足を取られて、必死に動かなければならず、しかも前屈みで植え継いでいくので、一苦労です。
最近は夫が植えるので、植え継ぎが殆ど出ないように植えてくれています。
しかし、これまで何十年も植え継ぎをやって来た義母は、小さな隙間を見つけては、田の中に入り、苗を手で植えていきます。
夫が、「もういいよー」と声をかけるのですが、やめられないようです。
「自分のやりたいようにやる」
のだそうです。
あっぱれです。
少し蛇行している!と夫が嘆いていましたが、植えてすぐは歪んだところが少し目立ちますが、数週間もすれば稲が育ち蛇行も目立たなくなります。
”隣の芝生は青い”と言いますが、確かによその田を見ると、「どうしてこんなに真っ直ぐに植えられるのだろうか」と感心するほどきれいな田んぼばかりです。
我々も修練が必要なのかもしれませんね。
写真を見て、水田なのに水が少なく感じられると思いますが、植えて数日はジャンボタニシ対策で、水を張らない方が稲を食べられる被害が少ないそうです。
この辺りは、ジャンボタニシと呼ばれるエスカルゴの代わりに以前輸入されていたらしい食用タニシが大量に出ます。
(食用と言っても食べたことはありません。きちんと管理されたところで育っていたものが出荷されていたと認識しています。)
また、時々は田んぼに行って、成長過程を記録していこうと思います。
そして、田植えの後は毎年何か御馳走を食べるのが習わしです。
夫の実家では義父が魚が好きだったからなのか、ごちそうと言えばこれ!だったからなのか分かりませんが、毎年お寿司でした。
昔は家族・親族総出で、十数人がかりで田植えをしていたころがあったそうです。今は機械がやってくれますが、何から何まで人の手でやっていたのでしょうから、大変だったに違いありません。そのころは何を食べていたのかぁ。。。
今年は三人だし、夫の食べたいもので。ってことはやっぱりお肉ですね。
今の世間の状況を鑑みて、お酒なし・外でのバーベキューに決定です。
ちょっと豪勢にステーキ肉を焼いてみたり、アヒージョをやってみたり、滋養が付きそうなニンニク丸焼きをやってみたり。
そして最後は、焚火をしてほっこり癒されました。
焚火の向こうは一面田んぼが広がっていて(全部よそ様の田んぼですが)民家がほとんどないので、焚火も映えます。写真だけ見たらものすごぉーく静かそうですが・・・
けっこうなカエルの大合唱の中で焚火をしました(笑)