この何気ない一日のキセキ

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アラフィフ主婦が『今を楽しく、気楽に生きる』ために今から人生を再始動させていくブログ

受け継ぐもの

昨年の年末、母の友人から着物を頂きました。
紬ばかり、8着も!
とても素敵な着物たちです。

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頂いた着物たち


その友人の方にはお会いしたことはないのですが、私が着物を好きだと母が伝えていたらしく、ご自身がもう着物を着る事がないので処分を考えておられたようで、着てくださる方がいるなら・・・と譲ってくださいました。
着物を頂くのは初めての事ですので、大変恐縮しますが、とても嬉しかったです。

着物は洋服を買うよりは絶対高価ですし、長年着てこられたのでしょうから、それぞれの置物に思い入れもあると思います。すごく勇気のいる事だと思います。
ですので、私も大切に、たくさん着ようと思います。

自分では絶対買うときに選ばないような柄もあって、人に頂くのって買うのとは違う発見があるのだなとも思いました。
そして、古い時代の着物ですと、今はもう作られていない(作り手がいない)柄などもあるようです。
先日、きもの屋さんのクリーニングサービスを利用した際に、京都の悉皆屋さんが、頂いた着物を見て、「とても細かい仕事で、今はもうこんな柄は手に入らないよ」というようなことをおっしゃっていました。

実は頂いた中には「ちょっと好みではないな」という柄もあったのですが、着物屋さんや悉皆屋さんなど、日々着物と接しておられる方々から見ると、「素敵な柄」というのです。(うぅーん、うまく伝えられない&語彙力のなさ)

年の初めにクリーニングに出したものが、先日手元に帰ってきました。
全て袷の着物なので、さすがにもう暑くて着られそうにないので、秋になったら、たくさん着たいと思います。


私は「毎日着物生活」っていうのに憧れているんですけど、なかなか勇気が無くて踏み出せず。今やタンスの肥やしになりつつある着物たち。。。何か着物を着る習い事でもすると違うのかな・・・とか思うのですが。
以前、着物を着てどこにでもお出かけする方に聞いてみたところ、「最初は好奇の目で見られることもあるし、友人とランチに行っても、『今日何かあるの』とか聞かれたけど、何回か着ていくと、あぁーこういう人ねって思われて何にも言われなくなるよ」とおっしゃっていました。
夫も、「着物も所詮は着るものだよ」と言います。
ちょっとの勇気があれば着物を着て、どこにでも出かけられるのかな。

事初めに、今年の夏は浴衣で過ごしてみようかな。
まずは着物に慣れること、そしてもっと素早く着替えができるようになりたいものです。

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