食わず嫌いはありますか - この何気ない一日のキセキ

f:id:futari_kurashi:20210927113210p:plain — ヨガマット

こんにちは。”ふたり暮らし”のReiです。

今日は私が食わず嫌いしていたもののお話です。

食わず嫌いはありますか？

自粛生活が続く中、自宅でできる運動やウォーキングを始められた人も多いだろう。
かく言う私もその一人。

私は若い時、ヨガが嫌いだった。
イメージの先行と思いこみがそうさせたのかも知れない。

ヨガスタジオがあちらこちらにでき始めて、若い子から年配者までがこぞってジムやスタジオに通う。(まぁ、今でも見かける光景なのだが)
皆が同じ方向を向いて同一動作をやる。そういった集団での活動が好きではなかった。
スタジオ帰りに、スポーツウェアでヨガマットを傍らに置きカフェでお茶する姿や、集団で野外ヨガをする光景を見るにつけ、絶対自分には向いてないと思い込んでいた。

かといって、一匹狼だったのかと言えばそうでもないし、ジムに通った経験もあるし、原始ヨガと言われる分野には興味があった。

きっとその新しい場所での新しい出会いを求めてなくて、それを求められると困ると思っていたのかもしれない。
よく考えればヨガを嫌う理由にすらなってない笑。

また変な思い込み？というか刷り込みがあった。

友人がヨガ教室に通い始めた時のこと。
体の硬い友人は先生が指示した動きができなかった。
その時に先生が
「何でできないの？体硬すぎ。向いてないんじゃない？」
といった内容の発言をしたらしい。その後、友人はひどく落ち込んでその教室を辞めた。それを聞いた私はあまりに衝撃的で、あたかも自分が言われたかのように思い込んでいた節がある。

『そんなことを言われるなら、体の硬い私は、絶対にヨガだけはするまい』
と固く誓ったのだった。

そして今、私はヨガをしている。

ある日眠れない日が続いて、YouTubeを見ていたら
【快眠・安眠】お休み前のヨガ
というタイトルを見つけた。そのチャンネルの動画を何本か流し見していた。
それは思っていたヨガと違ったし、これまで私がしていたストレッチと同じ動作が含まれていた。
やってみると心が落ち着いて、その日は眠ることができた。

私の行っていたストレッチは10年ほど前に買った雑誌に載っていて、動作が簡単だったので覚えやすく、思い立ってはそれをやっていた。その雑誌はもう手元にはないのだが、確かヨガトレーナーの女性が監修したものだった。

そう、私がやっていたストレッチはヨガの動きの一部だったのだ。
それに気がついて以来、私の生活にヨガがやって来たのだ。

なぜ今まで一度も試すことなく、あんなにヨガを毛嫌いしていたのか。
何だか人生半分くらい損をしていた気分。

朝、病気でもないのに体がだるいな、きついなと感じ時にちょっとだけヨガをやってみる。そうすると不思議と体が軽くなり、「よし、掃除しよう」とか思っちゃう。
心がざわつく時にもやってみると、心が落ち着いてきてすごくいい。

運動に限らず、自分で境界線を張って食わず嫌いしていることを一度試してみると、少しだけ人生が変わるかもしれない。なんて思っている。