この何気ない一日のキセキ

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アラフィフ主婦が『今を楽しく、気楽に生きる』ために今から人生を再始動させていくブログ

まな板を新調してみた

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ずっと気になっていることをやってみました。

それは

まな板を買い替える事。

 

我々夫婦は2012年3月に諸事情があり、1年半ほど私の実家で私の親と同居していました。
実家に引っ越し前、使っていたキッチン用品や家具などを処分しました。
一つの家に複数要らないという事と、そもそも所有しておくスペースが限られているので、持っていけないという事もありました。

そしてまた新たにふたりで暮らし始めるにあたり、それらを買い足す必要に迫られました。

 

今思えば、(物とお金と時間の)無駄な1年半だったのですが、私にとって必要な1年半でもあった…と思いたいです。

 

以前のまな板

 まぁ、それはさておき、まな板です。

以前はプラスチック素材のものでした。

取り急ぎ、と言う気持ちで買いました。
たまたま家具を見に行ったところに売っていて。

確か2013年8月当時で490円だったと記憶しています。

(今そのお店のサイトを見ても同じ値段のものはありませんでしたので、なんと言う商品だったか不明です)

 

ワンコインで買ったまな板を、7年間使ったのですから、充分に元は取れているでしょう。

使い心地は悪くなかったです。
それまで使ったことのあるまな板より薄かったですが、慣れれば違和感なく使えました。

ただ、ここ2年ほどまな板が変形したのか安定性が悪かったのです。
使うときは下に布巾などを敷いてから、使うようにしていました。

(後にわかるのですが、このゆがみはまな板ではなく、わが家のキッチンの作業台がどうも平坦ではないようなのです( ;∀;))

 

買い替えのきっかけは?

 そのように普通に使えていたまな板です。使用していないときはまな板立てに立てていました。

まな板立てはステンレス製のもので、まな板が2枚立てられるようになっています。

料理の途中、私はよくその片方にお鍋の蓋を置くことがあります。
料理途中の鍋の蓋って、熱いでしょ?
ひっくり返して置こうとすると、手に当たったり、大きな音がしがちです。
それが嫌で、まな板立てに立てるようにしていたのですが、まな板を立てた状態で、それをすると蓋の熱さでまな板が融けたんですね。

まぁほんの一部分だけですが。

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まな板の融けた部分

写真でも分かるように、そこに汚れがつきやすいのか、水の切れが悪いのかカビの温床に_| ̄|○

塩素系の漂白剤を使えばきれいに落ちるんですけど、塩素系のものは匂いが苦手で。

どこもかしこも綺麗になるので、ありがたい存在ですが、できれば使いたくないなぁという思いがありまして。

 

この、融けた部分が洗っているときに手に当たったりすると「切れそう」と思う事もあったので、買い替えたいなぁとずっと思っていたのです。

 

新しいまな板購入の決め手

 以前から木のまな板に興味はありました。
包丁の辺りが柔らかそうなのと、木のぬくもり感に憧れて。

でも調べてみると、まな板の素材となる木の種類って色々あるんですね。

木にもやっぱりカビは生えるし、お手入れの観点からも「どうかな~」と悩んでいました。

 

今回購入したのは銀杏の木で作られたまな板です。

いちょうのまな板の特徴

油分を含んでいて排水性が良い
柔らかく弾力性があり刃あたりがよい
表面に傷がつきにくい
汚れが付きにくい
殺菌力がある(→サイトによっては殺菌力が無いと書いてある)

 などがあるようです。他の檜や桐、ヒバ、などのまな板もあり、それぞれ抗菌・殺菌性が高かったり、反りにくかったりなどの特徴があったりします。

それで決め手がなく、なかなか購入に踏み切れませんでした。
まさに「まな板難民」とでも言いましょうか。

 

ある時、まな板探しの旅をしている時に、出会っちゃいました。
『双葉商店 いちょうのまな板』

このまな板は厚みが3cmあり、「まな板の削り直しサービス」というのが付いているんです。もちろん無料(送料は自己負担)。

2cmくらいになるまでは削り直しができるそうです。
他社製のものでも、2cm以上ある物なら有料で削り直ししてくださるようです。

決め手はこの「削り直しサービス」です。

どうしても汚れが取れないとか、表面がガタガタしてきたとか、カビがついてとれなくなったとかあった場合に、そういうサービスがついていることで、長く使える商品だと思いました。

古くなったら買い替えるという選択もありますが、できる限りの手入れをして使い捨てしないという事をしていきたいと思ったのです。

もちろん日々の手入れも大事ですね。

一週間使ってみての感想

 まず、以前使っていたまな板と厚みが全然違うので、慣れるまで数日かかりました。
一般的なまな板(スーパーとかホームセンターで手軽に手に入る物)に比べ、以前のものは薄すぎたし、この木のまな板は厚いように思います。その落差が大きくて、切る時の位置が高いように感じました。

感覚なので、慣れてしまえば問題なく使えています。

 

包丁の刃がまな板に当たる感覚が柔らかい。これはすごくいいことです。手首への負担が軽くなったように思います。

 

使用後にきれいに拭き上げるのが少し手間。
プラスチックのときは拭くという作業をしていなかったので、手間を感じます。
あと、使う前に濡らすのを忘れがち。
使用前に両面を濡らすのが、汚れや匂いをつけないポイントらしいです。

今の所、汚れやカビは問題ない。

 

といったところでしょうか。

 

まとめ

 木のまな板に交換して、少しだけ料理がうまくなったような気分になれますし、包丁で物を切る作業が楽になりました。

お手入れは少し手間ではありますが、一連の作業として慣れれば問題ないように思います。

私にとって、「汚れが取れなくなったら捨てる」という使い捨てではなく、メンテナンスをやってもらえ、長く使える商品に出会えたことが何よりの喜びです。

 

*私が紹介した商品・メーカー以外にも、メンテナンスをしているメーカーもあるようですのでご自分の好みに合わせてご購入されるとよいと思います*

 

また何か使用しているまな板で、気づきがあったらご報告したいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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